BASIA の 15年ぶりの新譜 を手に入れた。といっても、Amazonの段ボールにずっと入っていたのを今日発掘したのだけれど。
HAL I の 7F 川又ルームではリファレンスの一枚になっていて、私が Basiaの「Cruising for bruising Extended Mix」を初めて聴いたのも川又ルームだった気がする。
さて、今回の新譜だが、実に Basia らしくて良いと思う。録音の音質はHQCDにしているくらいで自信があるのか、相変わらずのスタジオ録音のキレ。心地よい低域に支えられつつ、ヴォーカルの芯のFocusがカッチリ合っているところは聴き応え十分。
相変わらずの声量で気持ちよくグイグイ引き込んでくるところは年を重ねてちょっとグロリアエステファン的になってきた。特に 「2. Someone for Everyone」はラテン調でグロリア風。前後左右への音の広がり、エコーの感じ、タイトなドラムの分離感などはジャミロクワイ「jamiroquai travelling without moving」の様なドラム録音で楽しい。
「1. If Not Now Then When」はそのまま 12インチでシングルカット出来そうな爽快なグッドナンバー。ダンサンブルでシルキー、中盤トランペットソロも聴かせる。
「4. A Gift」はコーラスの声にかかる口を閉じるときの超高域リップワークがスーパーツイーターでどう処理されるかで、だいぶ聞こえる感じが違うだろう。
「5. Everybody's on the Move」は一転してスピーディーでグルーブ感漂うサンプリング音源で攻めて来る。正直 Basia の声質だと、これはどうだろうという感じだが、随所にあるヴォーカルにかけているエフェクトが上手に利いていて成り立っている。音数が多く楽しい。
「9. Love Lies Bleeding」はスパニッシュタンゴのリズムのようなダンサンブルなナンバーの佳曲。こういう重めのも良い。
「10. Winners」は思いっきりカリビアンなナンバー。80年ころの Basia 風。
「13. It's That Girl Again」はアコースティックなバラードで後半に向かってどんどん出るようになる低い声の伸びが気持ちよい。Basia はこのくらい低い声を朗々と歌う方が声質にあっているのでは。
総じて楽曲はボサノバ、ラテン、ロックっぽいもの、ジャジーなものとなんでもありな感じで、この15年のヴォーカリストとしての活動を感じ取れるもの。
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さてこの Basia もうすぐ明後日のフライトで来日する。10/15-10/19 に ブルーノート・東京 でブルーノート初登場となる。当然チケットはGetしてある。皆さんも生Basiaを如何?!
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