待望のパワーアンプ内蔵DACのバージョンアップが 12/7 に行われた。ALIZE5->ALIZE6のバージョンアップである。
↑New ALIZE6の裏面 写真
まずは過去の記事をご覧になっていただきたい。
申し込み時点の過去の記事を抜粋すると
【中略】しかし、DACを変えることによる質的な音の変化についての潜在的な価値は大きく認めている状況が続いていた。つまり、TELOS内蔵DACの驚異的な躍進こそが、私にとってはもっとも期待されていたところだったわけだ。
とある。
申し込みは国内第一号、実施も国内第一号ということだそうだが、結局半年以上待ったことになる。あまりにも期待が大きかったために、待ちくたびれてしまった部分もあったが、年末も押し迫った先日、思い立って販売店の5555 7Fのあの方へ問い合わせてみると「すぐ出来ます」とのこと。結果としては「蕎麦屋の出前状態」となったわけだが、販売店と輸入代理店を信用するとすれば、偶然だったわけなので敢えてこれ以上の突っ込みはしない。というか、一聴してそのようなことはどうでも良くなってしまったのも事実なのだが・・・。
↑Old ALIZE5の裏面 写真
基板は表面も撮影したが、有名なチップが所狭しと写っているため、本blogの趣旨とも違うので掲載は自粛しておく。ちなみに、旧ALIZE5は没収されてしまった。残念。
今時のDACなので予想はしていたが、実装面もとてもスッキリしている。視覚的にも回路的にも、ALIZE6のほうが集積度は上がりつつ、反して部品点数も増えた感じはある。交換は思ったよりもすんなり終わった。
肝心の音質だが、前情報どおり。通電して間もないにも関わらず、S/Nが「圧倒的」に良くなっているのは誰にでもすぐに判る。130デジベルは伊達ではないのか。想像通り、フルデジタル構成の我が家のシステムにおいてはパワーアンプの内蔵DAC変更が全体の音質にとても大きなインパクトを与える結果となった。
代理店の担当者が居たので、その場で全開で尻尾を振るわけにはいかなかったのだが、正直に言うと「うちのTELOS、4000になっちゃいました!?」という状態だ。
↑作業をしていただいている輸入代理店のご担当。いつもありがとうございます。(※ お約束ですが 自宅での交換作業については購入店にご相談してください)
実は苦手だった録音(と、我が家では解釈されている)サラ・ブライトマンのハレム(輸入版)も 「どうでしょう?!奥さん」という状態。初めてです。彼女が我が家に来たのは。来ました。ええ。いやー、「録音が悪い」なんてこっそり思っていてすみませんでした、ha○esさん。
それから最近お気に入りのMATT DUSKのback in town(Import)なんて最初のドラムワークで圧倒されました。
HAYLEY WESTENRA の Pureから、[River of Dreams]も透明感のあるヘイリーの声が更に粒子感も無くなり、とても良い方向への進化。
素直に伸びきった高域、更に力感を増した低域。張りと粘り気、芳醇なまろやかさを手に入れた官能的でシルキーな中域。もとい、これらの各論を待つまでもなく、実体感の向上が見られる。目を閉じればIsisは消え、アーティストの息吹が感じ取れる。音の消え際のどこまでも、どこまでも遠くまで引いていく音のベールの薄さが、もう信じられないくらいだ。
オリジナルのALIZE5(DAC)モジュールも左右で調整をしたものだったとは思うが、今回のALIZE6のペアは、相対的に前回の標準品より左右の音のマッチングが取れている気がする。若干気になっていた超高域の右チャンネルの質感が改善されたのもうれしい。
もともとの解像度と透明感をまるでスポイルすることなく、更なる領域へと音質が向上したTELOS2500。これは「お買い得」かもしれない。躊躇なくバージョンアップを申し込んでおいてとても良かった。と今では思う。
TELOS600にも同様のバージョンアップがあると言うから、これの変化ぶりも気になるところではあるがTELOS600は、2500と違ってもともと元気はいいので、また違う印象を持つのではないかと思っているが。
今月末に招待されている友人のお宅で、ALIZE6に換装されたTELOS600を聴くことができるそうだ。この機会にじっくり聴きこんでみたい。
このTELOS4000、週末に更に聴きこんでみたいと思っている。
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