April 2007アーカイブ

ボードは、「最上階のあの方」から推薦された。

それで最終的にIsisスピーカー下のボードは写真のように 『Z-Board(zoethecus用) D520 W398 H25 19.1㎏』 が本採用された。床との感じもマッチしている。思えばIsisが我が家に来たときからあれこれ選定していたのだから、半年以上決まらなかったことになる。ちなみにこれはせっかちな私にしてはとても長い。

 

Z-BOARD 027.JPG

この Z-Board はHALオリジナルということで、あの一世を風靡したゾーセカス用の棚板としてOEMを受けているもののようだ。ちなみに、製造元と思われる「前田製管株式会社」にも自社サイトがあり、P0本体、電源用のサイズらしきものがちゃんとおいてある。

このサイトの説明によると、『性質の異なるセメントセラミックスと金属粉の複合材。セラミックスと金属の異なる性質を活用して、振動をコントロールします。(PAT.P)』とある。

ところで、せっかくサイトを見つけたのでもう少しこの「前田製管」を掘り下げよう。どうみても擁壁、暗渠、橋梁などが事業の柱の中ではオーディオアイテムだけが浮いている。B2Bビジネスばかりしていて、B2C(B2B2C)ビジネスがしたくなったのであろうか。それとも利益率か。次に _blank">こちらを見て欲しい。『マエダではなく、マエタだったのか』。いや本題は違うところ。レジンコンクリート(樹脂コンクリート)について熱く語っている。どうやら本当にコンクリートと金属の専門家がいるようだし、社長の前田さんもも少なく見て三代目でこの会社、信用できそうだ。いっちゃ悪いが胡散臭い会社のアクセサリーが大勢を占めるオーディオアクセサリの世界ではなんとマトモな技術の会社の製品であろうか。


Z-Board 024.JPG

この写真を見て欲しい。無骨なボードの裏側は、真紅のフェルトが張ってある。「(アニータ流に)アエテの赤」なのかどうかわからないがすごい思い切りの良さだ。感服した。普通ならここはグレーだろう。たぶんうちの会社なら多数決で黒とグレーが同票ぐらいだ。しかしまあ、セッティングはこのフエルトのおかげでそれなりに楽だ。スピーカーを乗せるとさすがにもう一人ではとても動かせないが、二人居れば床を傷つけずに移動してセッティングの調整が可能だ。

そういえば、以前ilungo grandezza を試聴していたときに思わせぶりに「つづく」などと書いているが、以下に少し答えがある。

Z-BOARD は音質的試聴評価で抜群の成果をあげて採用された。簡単に言うと余計なことをしないチャンピオンだ。音質以外でも、Isisの高さをこれ以上1mmでも上げたくない気持ちがこのZ-BOARDの採用に貢献している。25mm しかないのに 19.1kg もあるところも気に入った。叩いていも不要共振が無く、物理的な優秀さを物語る。

現状は、全体のバランスをみてスパイクであげている。我が家ではスパイクを外すと劇的に音離れが悪くなってしまう。スパイクであげると立体感も出る。そもそも、Isisはベタでおいてもスカートが柔らかくてフラフラしていて3点支持でガッチリスパイクを使ったほうが安定すると思う。

しかし試聴した他のボードの中には、スパイクであげるとあまりにも不自然なバランスになるものがあった。つまりスパイクのあるなし議論を各論で語っても仕方なく、床とボード、スパイク受けなどの総合的な状況で議論すべきか。でもこの標準スパイク、明らかに厚手のカーペットを射抜くように設計されている気がする。そういう意味では私の使い方もニールパテル推奨とはいかないのいか。いや別にIsisオーナーの世界でもめている訳ではないが(笑)


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現在は写真のように AVALON純正のアペックスカプラと同じステンレスで出来た極薄スパイク受けを使用してIsis の高さUPを抑えている。いずれ、Z-BOARD に直接スパイクを刺してみようと考えているが、まだまだ先の事かも知れない。

e-onkyo.comが素敵だ。

24bit/96kHz の音源をそのままのクオリティで試聴して(会員になれば)1曲200-400円で購入できる。安いか高いかは微妙なのでおいておく。

ご存じない方も多いかもしれないがこの手の楽曲高音質ネット配信は、企画倒れの歴史といっても過言ではなかった。まだまだ楽曲を自由に選べるという次元ではなく、あくまでも音楽ファン向けというよりは「新しいモノ好き」的な世界ではあるが・・・とにかくそれでも遊べるのは間違いない。

具体的には、WindowsMedia11 + DRM + Windows Media AudioLossless といういわゆる WindowsMedia の最新ソフトウェアソリューションの世界を用意する必要があるが、これは WindowsXP,Vista,MCE 的世界では無料なので問題ない。

更に、最大限のパフォーマンスを狙う場合、ネイティブ 24bit/96kHz でデジタルアウト出来る WindowsDirectSoundDevice(平たく言うとサウンドカード)と素性の良いDriverが必要となる。

この前提で、我が家ではフルデジタルGOLDMUND + Isis で鳴らしている。

e-onkyo.com
24bit/96kHz ロスレス圧縮

Internet

WindowsXP MCE ( WindowsMedia11 + DRM + Windows Media AudioLossless )
24bit/96kHz ロスレス圧縮

WindowsDirectSoundDevice( サウンドカード )
24bit/96kHz ネイティブ出力

GOLDMUND MM24ME
24bit/96kHz 入出力

GOLDMUND TELOS2500
24bit/96kHz 入力

Isis

というラインでフルデジタルラインが完成している。しかも、単なるフルデジタルではなくこれは偶然ではあるが、24bit/96kHz 串刺しのフルデジタルだ。一般的なオーディオファイルにおいては、DACが許容するサンプリングレートで送り込んで、あとは既存のラインということになるだろう。

肝心のサウンドカード、DirectSoundDevice の機種選定とセッティング、本質的改造ポイントについてはいずれ書く気がおこれば書きたいとは思うが、試行錯誤中である。ここでの音の変化はかなりのものなので、Driver も自作する道で模索している。

音は、とにかく突き抜けている。デジタル的異次元。
「コバケン炎の第九・第四楽章」、「なごり雪 2002バージョン」はトベる。素晴らしい。

64fs の世界という意味では、DVD-Audio や SACDの世界もあるが一度もパッケージメディアになっておらず、メモリからスピーカを直接鳴らしているようなこのソースの音は一度体験したらなかなか元には戻れない。ここまでの世界が描けるのであれば、万難を排して高音質ロスレスDRMネット配信の世界へ漕ぎ出したい気持ちだ。

しかし、それでも EIDOS REFERENCE の CDの音に勝っているかというと常にそうだとも言えない。その辺は REFERENCE のトランスポータとしての凄さだと、改めて感心するところでもあるが・・・。