那須高原の気持ちの良い喫茶店に置いてあるスピーカー。サランネットにはYAMAHAとだけ書いてあって、かなり使い込まれている。
大事に愛着を持って使ってもらったのだろう。ちゃんと現役で音が出ていた。赤いやわらかなカーペットの上に気持ちよさそうに佇んでいた。音が出ているのに気がついたときには思わず微笑んでしまった。
鳴らされていた音楽はチェンバロの演奏のようで、テイストが合っていた。非常に小音量でともすると気がつかないBGM程度ではあるが、やさしい音色であった。こいつとしては、それでOKなのだろう。なんともおくゆかしい。
こういう高原のオープンカフェでこのような技は反則だろう。密かにだが、かなりやられてしまった。どこまでも透き通った空気とチェンバロのやさしい音色がまだ忘れられない。また雪が無くなったころ行こう。
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