別の用件で訪れたオーディオ店にて、ジャーマン・フィジックスの最新スピーカーシステムである PQS 402 を聴いた。ジャンパーセッティングはフラットだったと思う。
何曲か聴いて、思うところあってサラ・ブライトマンの「ハレム」をかけた。最近、知人のオーディオシステムで聴いており、最近良く自宅のIsisでも聴いていたためだ。
10月にIASで聴いた時とほぼ同じ感じではあるが、非常に出来の良いスピーカーシステムだと感じる。これは、オーケストラや声楽の好きな方にはたまらないだろうと思った。
重なり合う高域・中高域の音をヒステリックにせず、余裕を持って空間に放出し続けるベンディングウェイブの空間演出は素晴らしいと思った。低域も、思ったよりはダンプが効いているし、ハイスピードであるため、JAZZやロックも軽快に鳴らすのには驚いた。
あとは好みの問題とも言えるだろうが、やはり個人的には中域の厚みと低域の芯の硬さで Isis に軍配が上がるが、PQS 402 はあれほど大型なのに出来の良いヘッドフォンシステムのような自然な部分がある。自宅のIsisのバランスについて、考えさせられる一幕でもあった。
更に更に PQS 402 の高域は魅力的だ。Isis もダイアモンドダイヤフラムトゥイーターがもう一息エージングされれば、新品スピーカーに良くある高域の不自然さは解消されて来ようが、目の前にあるDDDの女性ヴォーカルの音色はとても魅力的でもある。
まあ、今は Isis の初々しい「硬さ」もとても楽しく味わえているのでなんら焦りは無いが。ともかく二度目の試聴でも、「思ったよりもやっぱり良かった」と感じる珍しいスピーカーシステムだった。
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